blenderなどで自作モデルを作り、PMXエディタでセットアップをして、いざ躍らせるぞ!とMMDで読み込みをしてみると、読み込みに時間がかかり、ソフトが落ちてしまった!という経験をした方は多いのではないでしょうか。やっと完成したモデルがMMDで動いてくれないのはとても悲しいですよね。この現象は、なぜ起きるのでしょうか?今回は、自作モデルがMMDで動かない原因と解決方法についてご紹介していきます。
なぜ自作モデルを読み込むとMMDが落ちる?
せっかく作った自作モデルを、MMDで読み込めない理由は、自作モデルにエラーが起こっているためです。MMDでは何のエラーメッセージも出ずに強制終了されてしまうので、なぜいけなかったのか、どのようなエラーが起きていたのかというのがわからないのが難点ですよね。ですが、自作モデルに起こっているエラーは、PMXエディタで簡単に確認することが可能です。
MMDが落ちたらモデルのエラーチェックをしよう
モデルがMMDで動かせないエラーの詳細は、PMXエディタから確認できます。保存形式がPMXのモデルを開いたら、メインビューのファイル→PMXデータの状態検証をクリックしましょう。
そうすると、このような画面が出てきます。これは、このモデルがMMDで正常に作動できるかどうかのチェックリストです。初期画面では、クリア済の項目まですべて表示されているので、下の欄の〇と△のチェックを外しましょう。
そうすると、エラーが起こっている項目のみがピックアップされました。自作モデルが動かない原因は、この画像のように「ボーンの親子関係のエラー」「剛体やジョイントの設定エラー」である場合がほとんどです。
ボーンの親子関係のエラー解消については、以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
エラーが解消されるとMMDは落ちない
PMXエディタの状態検証でひっかかっていたエラーを解消すると、このようにモデルが読み込めるようになりました。一見スムーズに動いているように見えても、ウェイト塗りやジョイント設定に漏れがあるとおかしな挙動になる場合もありますので、ここからが最終チェックと言えるでしょう。問題なく動けば、これでモデルは完成です。
コメント